【看護】基礎看護学実習Ⅲを終えて・・・
2014/09/02
岡山大学病院に基礎看護学実習Ⅲの実習に行きました。今回の実習は、一人の患者様を受け持ち、看護過程を展開し援助の根拠を考える実習をさせていただきました。
今回の実習では、カテーテルを用いた検査や手術を行う患者様を受け持たせていただきました。検査前から患者様は不安を表出されることがあり、そのことに対してどのように対応したら良いのか悩みました。しかし、師長さんや先生から、「ありのままの患者さんを受容し、患者さんの気持ちに寄り添うことが大切である」と、アドバイスをいただきました。私は疾患に対する援助を実施することに集中するあまり、患者様が何故そのような思いになるのかを考えることができていないことに、気が付きました。
ナイチンゲールは、「看護とは病気を看ることではなく病人を看ること」と言われています。看護することは、患者様の現在の疾患やそれに関連する検査データ、薬、既往歴などだけではなく、患者様の背景を理解することも大切であると再認識することができました。
今回の実習で学んだことは、学校の授業の中でも学んだ内容でしたが、教科書ではなく実際に患者様と関わることで、授業内容をより具体的に理解でき、身に付けることが出来たと思います。そして今後は実習で学んだ看護やその考え方、看護師としての関わり方、学習方法を日々の学習へフィードバックし自らを高める努力をしていきたいと思いました。
看護学科 2年 猪 文香
【介護福祉】岡山県栄養改善協議会から表彰
2014/07/25
6月初旬、岡山県栄養改善協議会から表彰されました。私は高梁市で栄養委員を6年務めておりますが、栄養についての普及活動を行ったり地域の人に食の大切さを伝えたりしています。また、このような活動を通して、地域の現状を知ることもできます。私が介護に興味を持ったきっかけは、地域の高齢者が困っている状況に遭遇したからです。私に何かできることはないだろうか、少しでも役に立ちたいと思ったことが、学問の道に進む決意となりました。今はまだ介護の勉強を始めたばかりで難しいことがたくさんありますが、卒業後は地域に貢献できるような介護福祉士になりたいと思っています。今回の受賞を励みに、今後も勉学に励んでいきたいです。
介護福祉学科 1年 菅原知子
【看護】患者様のご家族からお手紙をいただきました
2014/07/08
このたび、看護学科3年生のK君が看護実習にて担当した患者様から、お手紙が届きました。ここに紹介させていただきます。
紫陽花の美しい季節でございます。
過日Sセンターに入院の節には、実習生として色々心くばりいただき有難うございました。
18日に退院し、倉敷の老健の方に入院しリハビリに励んでおります。
老齢のため認知は思うように回復はいたしませんが、実習生のK君が実習終了にあたり、懸命に書いて下さったリハビリの絵を参考に、私も毎日通いがんばっております。
順正高等看護福祉専門学校実習生が全員国家試験に合格されることを祈ると共に、先生方がよきご指導をなさっていられることを実感いたしました。
有難うございました。
同封のK君のリハビリの参考の絵を入れております。
先生より努力をほめてやって下されば、嬉しいです。
【看護学科教員からひと言】
看護の対象は、病院の中だけでなく、患者様を取り巻く環境を理解することで、社会にあったものが求められます。お手紙につづられた、お気持ちを大切に、看護師を目指して頑張られることを望んでいます。
基礎看護学実習Ⅰ(病院見学実習)を終えて
2014/05/25
基礎看護学実習Ⅰ(病院見学実習)を終えて
看護学科 1年
赤路 美紅
私は今回、基礎看護学実習Ⅰで、岡山大学病院と吉備高原医療リハビリテーションセンターに行かせて頂きました。目的は入院患者の療養環境と看護場面の見学を通して看護の役割について考えるというものでした。
岡山大学病院の実習では、初めての実習という事でとても緊張しました。また、見学したことに対して細かくメモを取り、それが患者さんの療養環境に対してどう関わってくるかなどを考えながら実習を行うことはとても難しかったです。しかし、自分自身が看護師になるという夢に近づいている事を身にしみて感じることが出来ました。
朝の申し送りやカンファレンスも見学させて頂きました。患者さんの状態や経過だけでなく、お見舞いの頻度までも話し合われており、精神面でサポートするというという事はそういう細かい所まで一人ひとり把握することが必要なのだなと思いました。実習の2日目には少しの時間でしたが、患者さんとコミュニケーションをとらせて頂きました。お話をさせて頂いて、私たちが普段の生活で当然のように行っている行為は、当たり前のようで当たり前ではなくとても幸せな事なのだと心から思いました。
吉備高原医療リハビリセンターでの実習は患者さんの約8割が脊髄損傷だということで、患者さんに合ったマットレスや車いすに敷く座布団までもが褥瘡予防の工夫がされていました。また、退院した後のことまでを考え、社会復帰のサポートや経済的なサポートもすると聞いて、多方面からの支援の仕方があるのだということを知りました。また私は、リフターという車いすの患者さんに対して負担の少ない移動方法の操作を、看護師役として体験させて頂きました。リモコンでの操作なので、高さや下に降ろす際の微調整を患者さんの気持ちを察しながら行うことはとても難しかったです。また、患者さんは足と背中を支えられているだけなので、体験を通してお尻から落ちる危険があるという事を感じました。この病院の実習では、患者さんがどのような方法で自立し、社会復帰を目指していくのかなど細かく知ることが出来ました。
基礎看護学実習Ⅰでは、患者さんの療養環境を普段見えないところまで見たことにより、患者さんの立場になって病院とはどういうところなのかを考えることが出来ました。また、入院生活というのは家族と離れて生活するという事なので、声掛けや心遣いを一人ひとりの患者さんに十分に行うことにより、初めてその人に合った看護を提供できていくのだと感じました。そして、様々な工夫によって患者さんの命が守られているという事が分かりました。
学外研修を終えて
2014/05/25
私は、この学外研修によって、介護学科だけではなく他学科とも交流を深めることができました。それは、昨年とは違うグループ編成により、1グループに看護学科、介護福祉学科の新入生、在校生がいたからです。はじめはとても緊張していたので、同じ学科だけで話をしてしまいましたが、ゲーム等を進めていくうちに学科を問わず、話をすることができました。特に、昼食時はグループごとに輪になり、学科と名前を自己紹介し合い、実習の話など新入生や在校生と意見を交わすことができ、とても楽しかったです。
介護学科 野間愛花
【看護】学外研修について
2014/04/30
4月19日、順正高等看護福祉専門学校の学外研修が実施されました。学外研修では、すべての看護学科の学生・介護福祉学科の学生・先生方が参加し、学生間や先生方との交流を深めました。
先生紹介では、先生の意外な一面を知ることができ、入学して間もない1年生には学校になじむためのきっかけになったのではないでしょうか?
また、学年の違う学生や先生方とゲームや昼食を共にすることで、様々な話や体験談を聞いたりすることができ、交友関係を築くことができました。
校友会委員 2年:石田早紀
【介護】交流会の感想
2014/04/17
4月14日(月)に介護福祉学科の交流会がありました。先輩方とは入学してから話をする機会があまりなかったので、今回の交流会をとても楽しみにしていました。交流会では、はじめにお弁当を一緒に作りました。正直、少し緊張していましたが、先輩がどのように進めていったらよいのか、やさしく教えてくれたので楽しくお弁当を作ることができました。その後、お弁当を持参して、移動バスに乗りました。バスの中では自己紹介が始まり、先輩方がおもしろおかしく紹介してくれたので、バスの中でも楽しく過ごすことができました。
運動公園に到着してからは、みんなでお弁当を食べました。ご飯に芯が残っているというハプニングもありましたが、そんなことは気にならないくらいみんなで作ったご飯は美味しかったです。昼食後は、チームに分かれてフリスビードッジを行いました。私たちのチームは優勝を目指してがんばりました。メンバーには、先生も居たので先生との交流も深めることができました。このように交流会はあっという間に過ぎていきました。
入学してまだ緊張が続いたり慣れない学校生活でしたが、交流会はとても良い息抜きになり、先輩はもちろん同学年や先生とも話ができて、まだ知らない一面を知ることができ、とてもよい機会になりました。
最後に、今回の交流会を通して、改めてこの学校に入学をしてよかったなと思いました。
これから2年間、他の学年の人とも積極的に関わり、協力し合って優れた介護福祉士になれるよう努力していきたいと思います。
介護福祉学科1年 重森 瑞紀
【介護】1・2年生交流会を終えて
2014/04/17
4月14日、介護福祉学科の1・2年生交流会が行われた。天候にも恵まれ、楽しく充実した時間になったと思う。
今回私たち2年生は、お弁当作りとフリスビードッジを企画した。まだ名前と顔が一致しない状態での交流は、お互いに気を遣い緊張が感じられた。バスの中での自己紹介は順番に自己紹介をするのではなく、前の人が次の人を指名し、質問をするというものだった。自己紹介は、第一印象が決まったり自分をアピールできる場でもあり、同じ趣味をもつ人とも出会える良い機会だと思う。実際に、自己紹介を通して私と同じ年齢の人を見つけることができた。また、同じ趣味をもつ人同士が見つかり、会話を通して1・2年生の交流が深まっていたのを目にすることができた。大学や看護学科に比べ人数が少ない学科ではあるが、だからこそ名前と顔が覚えやすいというメリットがあると思った。今回は限られた時間だったため、1年生全員と交流を深めることは難しかったが、これを機に普段の学校生活で仲良くなれればいいなと思った。そして早く学校生活に慣れてもらいたいと思う。
今回の交流会を通して、昨年の1年生だった頃を思い出した。不安一杯で入学してきて緊張していたのを覚えている。そんな中で、たくさん話しかけてもらったり、誘ってもらったりすることで先輩と仲良くなることができた。日常生活でのこと、授業のことを教えてもらうことができて楽しく充実した学校生活が送れていたと思う。2年間しかない学校生活で、1年生とは1年間しか過ごすことはできないけれど、これからの学校生活がお互いにより楽しく充実できれば良いと思う。
介護福祉学科2年 小関麻未
【看護】「各論実習」がはじまって3ヶ月
2014/04/08
1月20日から各論実習が始まりました。
実習は第一期と第二期に分かれており、第一期の実習を終えたところです。各論実習は思っていたよりも大変で、学力や基本的な行動もまともに取れず、自分自身の未熟さを痛感し、何度も壁にぶつかることがありました。患者さんや、利用者さんに関わる看護師という仕事は、人の命に関わることでありとても責任のある仕事だと改めて感じました。国家試験に受かり、看護師として働き始めると「間違えた」、「知らなかった」は通用しません、看護師という仕事をすることは怖い無理だと思いました。しかし、いつも熱心に指導して下さる先生、暖かく支えて下さる先生、また、同じ忙しく苦しい状況で一緒に頑張って前に向かって進んでいる仲間がいるおかげで、なんとかやってこれたと思います。
この先、辛い事や逃げたくなることがあると思います。しかし、弱音を吐くことはあっても、絶対にあきらめず看護師になる為に努力を惜しまず、第一期で学んだことを次に生かし、4月から始まる各論実習の第二期も頑張っていきたいと思います。
看護学科 2年 高瀬恵里佳
【看護】看護研究発表会を終えて
2014/01/06
12月9日に看護研究発表会がありました。私は「発症2ヶ月で余命1年と宣告を受けた胆嚢癌患者との関わり」というテーマで発表させていただきました。各論実習を終え、自身の看護実践を振り返り、自己の看護観を深めるという目的で看護研究に取り組みました。
私にとって、10ヶ月間の各論実習はとても長く感じられました。その時その時で、患者さんのことを必死に考え、疾患のことを必死に勉強し、めまぐるしく過ぎる時間の中で、学生として、何かできることはないか、その患者さんはどうあるべきなのかと常に考える日々でした。臨床実習では、学内では学べない色々なことが学べます。実際に見たり、触れたりすることで、教科書に書いてあったことが現実として広がります。感動や驚き、怖さまでも実際に感じました。そんな、10ヶ月間の各論実習、また、1年2年のときの基礎看護実習を振り返りながらの看護研究ができたのではないかなと思います。1年生の時に考えていた看護観と、実習を終えた今の看護観は、やっぱり、違います。私が受け持たせていただいた患者さん方や指導していただいた先生をはじめ、臨床の看護師さんその他医療従事者の方、たくさんの方の気持ちや支え、指導があってこその今の私の看護観があるのだと思います。これって本当にすごいなと思います。
看護研究発表会で質問や講評していただいたことで、いろんな考え方や視点をもらい学びを得て、また、自身の看護研究について考えてみることで、看護観は深まったと感じます。看護研究発表会を通して、参加者と看護を共有することで看護研究の大切さと素晴らしさに気づくことができたと感じます。私の看護観は、よりよい満足のいく生を目指す中でわずかなお手伝いをさせていただくことが、看護かなと感じます。
看護研究発表会では、本当に看護っておもしろいなと思える良い機会を与えていただいたと感じます。看護研究を通して学んだことを活かして、これからも頑張っていきたいと思います。
看護学科 3年 上原 明日香