在学生が作詞・作曲をした応援歌のエピソードをご紹介します
在学生が作詞・作曲をした応援歌のエピソードをご紹介します!
作詞・作曲にまつわるエピソード / 46期生:松本 夏季
この曲を書いたのは、2年生の4月頃でした。この時期は学外研修という新入生を歓迎してみんなで楽しむというイベントがあり、看護・介護学科、実習に行かれている先輩も先生方も、全員が集れる特別な日です。僕は、校友会の委員長もさせて頂いており、自分達が企画する立場であり、今年の学外研修、何をして楽しもうかと、考えていた時期でした。
46期生が中心となって、やるからには“俺たちの代は、今までにないサイコ―なイベントにしてやろうぜ!”という気持ちが強くありました。
そこで、軽音部でバンドをやることになり、みんなで楽しめるような曲を、その時間の枠でやりたいと考えました。そんな時、『いっそのこと学校の曲を作ろう』と思い、速攻で何曲を書きました。どれもイマイチ違うなーと思い、一度書くのをやめて校友会の仕事をしていました。するとふと、「ラララーラーラーララ♪」って歌い出しが思い浮かんで、わかりやすいメロディーだなと思いました。すぐにギターを持ってコードを探し、完成させました。“みんなで楽しく歌おうぜ!”というコンセプトが自分にあったので、とにかくシンプルに、コードも簡単なものをあえて使いました。サビの「I LOVE U~♪」は、すごく頭に残ります。歌詞は自分の当時の素直な気持ち、仲間のこと先生、実習...などなど書き並べました。そして、軽音部の仲間に披露すると「いい曲、いい歌詞だね。夏季らしいね。」と言ってもらえたので、よし!これでいこう!と決めました。
そんな経緯でこの曲が誕生し、今年は卒業式に使っていただいたり、ピアノのアレンジで編曲していただいたり、謝恩会でクラスの仲間と大合唱したりと、いつの間にかみんなに歌ってもらえ、大切にしていただける曲となりました。自分が楽しんで書いた曲が、みんなの曲となり、楽しく歌える。幸せなことです。
実習や勉強がしんどくて、寝くても眠れなくて...共に学んできた仲間や先生方がいたから、今の自分がある。人って、自分一人だけじゃない、仲間がいるんだ!と思えたから、力が出ました。“こっちにおいでひとりじゃないよ”という歌詞は生徒と先生方との距離が近い順正らしく、好きです。
気が付けば本当に、僕たちはいろんな人に出会い、愛されて、ここまでこれたんだと実感しています。感謝しています。