第54回卒業証書授与式・閉校式を挙行しました
順正学園第1体育館を会場に、3月3日(金)、本校最後となる第54回卒業証書授与式を挙行しました。看護学科と介護福祉学科あわせて28名が、来賓や家族、教職員に見送れ、慣れ親しんだ学び舎から、看護師や介護福祉士の道へと旅立ちました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症対策を実施しつつも、それが流行する以前の様子に近い形式での式典実施といたしました。保護者や家族、高梁市 近藤隆則 市長をはじめご来賓の皆様にもご臨席いただきました。
式では、中角祐治 校長から看護学科そして介護福祉学科代表生に卒業証書が授与されました。また順正学園 加計勇樹 理事長から、優秀な成績を修めた学生1名に学園創立者の名を冠した「加計勉賞」が授与されました。そして近藤市長からは、高梁が生んだ幕末の偉人「山田方谷」の名を冠した「方谷賞」が、学生1名に授与されました。
式の中で、中角祐治 校長は、「患者さん・利用者さん、そして、そのご家族にとって頼りがいのある専門職業人へと、皆さんが成長していくことを期待しています。」と激励しました。
また、加計勇樹 理事長は、「順正高等看護福祉専門学校を卒業されたことに誇りを持ち、建学の理念にありますようにそれぞれの舞台で能力を最大限に発揮され、ご活躍されることを祈っています」と語りかけました。
卒業生代表は、「私たちはこの歴史ある学校で多くの先生方に学び、卒業できることを誇りに思います。これから私たちはそれぞれの道を歩むことになりますが、看護師、介護福祉士になると誓った初心を忘れず日々精進していきたいと思います。」と感謝のことばをのべました。
卒業証書授与式の後、閉校式として、中角校長から加計理事長に校旗返納が行われ、昭和42年に開校した本校は、看護学科54期生・介護福祉学科10期生を含む合計3,142名の卒業生を輩出し、その55年の歴史に幕を下ろしました。