アニメーション文化学部 出張講義一覧

アニメーション文化学科

講義名講義概要担当教員
アニメーション文化学科について本学科で学ぶ内容や特徴、また取得可能資格や目指す進路・就職先等について説明します。学科教員
枠と表現(イラストレーション/絵画/背景美術、それぞれの視座)現代のクリエーターはジャンルを横断して活動する機会が増えています。そこで、ジャンルによって生じる「絵を描く」という行為の根源的な差異を【枠-フレーム】の観点から解説します。フェルメール、トトロからバンクシーまで、広い視点で表現に対峙できる知見を養います。准教授
佐々木 洋
手塚治虫を起点としたマンガの歴史こんにち発表されるマンガ作品は膨大。このような状況を作り出した起点に、手塚治虫の初期作品があると考えることができます。そこで、1.これらの作品に見られる「映画的」とされる技法。2.手塚の刺激で漫画家になった人々。3.手塚没後の漫画界の展開。以上を概観することで、巨大なマンガ世界を歴史的に整理します。准教授
山本 敦之
アニメーション産業の今と未来昨今、国の戦略としてのクールジャパン展開の中核を担うアニメーションが今、世界でどの様に受け止められているかを歴史を踏まえながら現状を語り、今後の展開の方向性を考えます。また高梁市を舞台に製作された「愛・天地無用!」、「バッテリー」等の作品の事例から、地域との連動する事でのアニメーションの可能性も一緒に考えていきましょう。教授
井上 博明
スイスのハイジと日本のハイジ『アルプスの少女ハイジ』といえば、誰もが知っている日本を代表するアニメーションの一つです。この作品が、あの高畑勲や宮崎駿の本格的なアニメ制作の出発点となっていると言っていいのかもしれません。でも実は、その原作はスイスの女性作家ヨハンナ・シュピーリによって1880年に書かれたものなのです。スイスのハイジはどのように加工されて日本のハイジとなり、また逆に日本のハイジはどのようにして世界で受け入れられていったのでしょう。教授
清水 光二
アニメーションの絵アニメーションについて絵を描く視点から眺めてみましょう。動画が構成され、背景の前で動き始めるためには、優れた原画と背景画が必要です。原画を描くための基礎知識や背景画のための構図など、アニメーションを支えるアイデアや手描きの部分について楽しく考えてみましょう。教授
前嶋 英輝
アニメの歴史昭和30年代から50年に至るまでのアニメの変遷をビデオを見ながらお話します。始まった当初は白黒のアニメーション、そしてカラーになっていく過程にはどのようなアニメがあったのか。また取り上げられる題材はどのようなものだったのかを自分の経験からお話します。教授
平見 勇雄
一歩進んだ著作権入門著作権にかかわる基礎的概念(著作物、著作者、無方式主義、著作権・著作者人格権など)について、わかりやすい身近な例を活用しながら解説します。科目「情報」で学ぶ著作権に関する知識を補完し、さらに一歩進んだ知識を身につけることを目指します。准教授
大谷 卓史
漫画・アニメに見る障碍者漫画やアニメは日本の誇るべき文化の一つです。しかし、その中で障碍者はどのように描写されているのでしょうか?社会の写し鏡としての漫画やアニメを障碍当事者の視点からお話します。講師
今村 俊介