薬学部 出張講義一覧

薬学科

番号講義題目講義概要講師
C-1蛍光の変化で細胞の活動を捉え、細胞の状態を診断する蛍光の変化で細胞の活動を捉え、細胞の状態を診断する「病気が進行する過程で細胞の活動はどのように変容していくのか」、「病気を改善させる薬はどのように効くのか」といったことが視ることで分かるようになれば、新たな治療法、診断法、予防法の開発が効率的に進むことでしょう。本講義では、光るタンパク質のツールを用いた細胞の活動状態を視る研究について、簡単にご紹介します。薬学科
教授 大倉 正道
C-2生物とお砂糖との関わり私たちは、毎日の生活において必ずお砂糖と出会っています。それは、私たちが意識していないところもです。私たち生物がお砂糖とどのような関わりを持っているか一緒に考えていきましょう。薬学科
教授 大塚 功
C-3免疫から疾患(病気)を知ろう!様々な疾患(病気)に免疫細胞や炎症が関わっていることがわかってきました。がんや糖尿病などの生活習慣病に免疫が関与するってどういうことだろう?最近の世界の治療薬の売り上げトップ10に抗体薬が増えているけれど、どういう風に働いて治療に貢献するのだろう。新型コロナ感染症(COVID-19)に新しいタイプのワクチンが使われているけれど、どこが新しいのだろう?そのような最近の免疫と疾患の関係について、わかりやすくお話しします。薬学科
教授 木村 博昭
C-4研究留学ってどんな感じ?2001年〜2010年までアメリカに留学していた講演者が、自身の経験だけでなく、様々な留学経験者から提供された話も含めて、研究をする環境・普段の生活・苦労話・環境などについて何でもお話します。薬学科
教授 木村 博昭
C-5新型インフルエンザウイルスは なぜ怖いの?インフルエンザウイルスは、鳥だけでなく豚、馬や鯨にも感染します。鳥だけにしか感染しなかったインフルエンザウイルスがヒトに感染するとどうして大きな社会的問題となるのでしょうか?インフルエンザウイルスの性質とその感染症について分かりやすく説明し、鳥インフルエンザが社会的問題となる理由を概説します。薬学科
教授 黒川 昌彦
C-6感染症のグローバル化と身近な対策エイズ、狂牛病、鳥インフルエンザなどは、世界的に起こっている感染症です。現代では世界は狭くなり、一日あれば世界一周できることから、日本にいても世界の何処かで起こっている感染症に対する危機感は非常に身近なものになりました。これら世界で流行している感染症の危険性を紹介し、身近にできる予防対策など、トピックを交えて概説します。薬学科
教授 黒川 昌彦
C-7遺伝子治療とは どんな治療法?私たちの遺伝情報である遺伝子を用いてどのように病気を直すことができるのでしょうか?また、遺伝子の運び屋としてヒトに感染するウイルスが用いられているのはなぜでしょうか?遺伝子治療の長所、短所を概説することにより、これらの疑問に答え、簡単なトピックを例として遺伝子治療とは何かをやさしく説明します。薬学科
教授 黒川 昌彦
C-8健康食品やサプリメントは本当に有効なの?これまで和漢薬、健康食品、サプリメントの有効性を検討してきたので、実験的結果にもとづいて、それらの有効性を紹介する。薬学科
教授 黒川 昌彦
C-9薬学・薬剤師の歴史とこれから本講義では、薬学と薬剤師についてよく知ってもらうために、くすりはどのように発達し、薬剤師がなぜ誕生したのか、薬剤師の役割はどのように変わってきて、将来どのように変わろうとしているのかについて紹介したいと思います。薬学科
教授 白﨑 哲哉
C-10放射線のはなし福島第1原発の事故以降放射線と放射性物質に恐怖を感じている人が少なからずいるかと思います。一方で、全く気にしていない人もいるかもしれません。現代社会にあって、恐れ過ぎも無頓着もどちらも問題ではないでしょうか。本講義では、放射線の基本的性質、生物への影響、医療への応用などについてお話したいと思います。薬学科
教授 白﨑 哲哉
C-11「脱水」と水、塩の関係私たちの身体は、たくさんの水からできています。脱水は、文字通り、身体から水が失われることを意味します。しかし、もう一つ重要なことに、身体から「塩」が失われることが挙げられます。脱水が起こる原因とその改善方法についてやさしく解説します。薬学科
教授 鈴木 彰人
C-12新薬の誕生までの道のり世界中には治療を受けても病気が治らない患者さんが多数います。よく効いて、副作用の少ない、新しいくすりの誕生が待ち望まれています。その過程には治験(ちけん)という、くすりの効果を確認するステップがあり、最近は新聞広告でもこの言葉を目にするようになりました。世の中に新薬が誕生する仕組みについてお話します。薬学科
教授 鈴木 彰人
C-13栄養と病気の密接な関係食事は、エネルギーや栄養をとるために重要であることは言うまでもありません。特に病気になったときには、栄養がとれるか否かで病気の治るスピードが変わります。栄養状態が悪くなると筋肉の力が弱くなったり、くすりの副作用が出てくることもあります。栄養をとることが病気を治す近道となることを一緒に考えてみましょう。薬学科
教授 鈴木 彰人
C-14薬についての面白い話と
薬剤師の技
薬を投与してから効果を発現するまでを物語形式で説明します。薬の発見や事件に関するエピソードをまじえ興味ある展開とします。また、薬に対する健康食品や嗜好品による悪影響についても述べます。さらに、くすりを操る薬剤師の技について紹介します。薬学科
教授 髙村 徳人
C-15心肺マッサージとAEDの使い方ヒトは心臓が停止して約3分の間に脳に酸素が届かないと約50%の確率で助からないと言われています。しかしながら現在、救急車が現場に到着するまでの平均時間は約8分です。よって自分がその場に居合わせた場合、救急車が到着するまでの数分間に何を行わなければならないのか認識していなければなりません。そこで、一般市民でも出来る一次救命処置(心臓マッサージやAEDに使い方)について学びます。薬学科
教授 徳永 仁
C-16バイタルサインと臨床検査値のチェックについてバイタルサインとは「生きている状態を示す指標」です。体温・呼吸・脈拍・血圧などが該当します。これらの値は、市販されている機器を用いて簡単にチェックすることができます。また、病院で検査される臨床検査値についてや、ご家庭で簡単にチェックできるバイタルサインや臨床検査値について触れたいと思います。薬学科
教授 徳永 仁
C-17薬の専門家になるには薬の添付文書をもとに、薬剤師にはどのような能力が必要とされ、その能力を身につけるため薬学部では何をどのように学ぶのかをやさしく解説します。薬学科
教授 比佐 博彰
C-18身近な薬の効く仕組み痛みをやわらげる薬、熱を下げる薬、鼻水を止める薬など、効き目を実感したことのある薬について、なぜ効き目が表れるのかをやさしく解説します。薬学科
教授 比佐 博彰
C-19栄養と健康私たちが毎日食べる食品に含まれる栄養素の種類や役割を紹介し、食事の大切さや栄養と健康(疾病)との係わりについて説明します。薬学科
教授 松野 康二
C-20環境と健康我々の身の回りに存在するいろいろな環境因子(空気や水、温度・湿度や光・電磁波などの物理的なもの、有害化学物質など)と健康との係わりについて紹介します。薬学科
教授 松野 康二
C-21分子のかたち薬を飲むと、からだの中ではその立体的な構造を識別して反応します。その立体構造は、薬が効果的に作用するための重要なポイントの一つです。高校の化学では、物質の立体構造に関して、メタンは正四面体、アンモニアは三角錐、水は直線のかたちをしていると学びます。それではなぜそのような形になるのでしょうか?いろいろな分子が様々なかたちになるのには理由があります。分子のかたちの“なぜ”について、混成軌道の考え方を使ってできるだけわかりやすいように説明します。薬学科
教授 山﨑 哲郎
C-22薬物の力:糖尿病薬物療法糖尿病は、治療せずに放置すると、失明したり、腎臓がだめになったり、足の切断が必要になったりと、とても怖い病気です。現在、多くの種類の治療薬が使用されています。なぜ、これらの薬物が糖尿病を治療することができるのか、それらのメカニズムを覗いてみましょう。きっと、薬物のすごさが見えてくると思います。薬学科
教授 山本 隆一
C-23科学の眼で男と女の違いを考える男性と女性、はたして同じ動物でしょうか?実は、男性と女性の脳は明らかに異なった反応を引き起こすことが知られています。この相違には、性ホルモンが密接に関係しています。また、私たちは無意識に自分の遺伝子を後世に残そうとしています。そして男性と女性ではその戦略においても劇的に異なっているのです。では、科学の眼で男性と女性の相違を考えてみましょう。きっと、異性とどう向き合うべきか見えてくると思います。薬学科
教授 山本 隆一
C-24物理は楽しい流体、波動、熱力学、力学・仕事など、とかく難しいと敬遠されがちな物理。でも、日常生活の中のここが物理!社会の中で物理がどのように利用され役立っているかを知ると物理が楽しくなります。薬学科
教授 横山 祥子 
C-25身近な薬草を知ろう薬草は古くから民間薬として利用されてきましたし、薬草の中の有効成分からは画期的な新薬が作られてきています。街中や野でも多くの薬草が見られます。それらを美しい写真で紹介しながら、薬用部位と薬効をお話します。薬学科
教授 横山 祥子
C-26薬剤師による薬のさじ加減薬は病気を治すという優れた面を有する一方で、過量になると害反応(副作用)を起こすことがあります。現在、血液中の薬の濃度から治療効果や副作用を予測し、患者さん個々に適した投与量を決めることが可能になってきました。講義では、薬剤師が考える薬の処方設計についてやさしく説明します。たちの体や身の回りの物を形作る元素。現在、118種類の元素が発見されています。本講義では、健康と病気さらには環境問題に関する実例を挙げ、生命活動に対する元素の役割を中心に「元素とは何か」をわかりやすく解説します。薬学科
准教授 緒方 賢次
C-27タバコとお酒はなぜ二十歳から?未成年者がタバコを吸ったり、お酒を飲むことはなぜいけないのでしょうか? 法律で禁止されているからいけないのでしょうか。実は法律以外にも、理由があります。未成年の体に悪い影響を及ぼすタバコとお酒に含まれる化学物質について分かりやすく講義します。薬学科
准教授 甲斐 久博
C-28病院薬剤師の仕事を体験してみよう「薬剤師」というと、街の調剤薬局の薬剤師を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、病院の中にも薬剤師はいて、お医者さんや看護師さん達と協力し、入院患者さんや外来患者さんの健康のために働いています。病院薬剤師が普段どんな仕事をしているのかを紹介し、仕事の一つである、各々の患者さんに適した薬の使い方を考える「薬物療法の投与設計」を体験してもらいたいと思います。薬学科
准教授 興梠 靖幸
C-29薬学的側面から見た「緑茶と健康」茶は健康に良い嗜好品、あるいは、薬として古来より飲用されてきました。緑茶飲用による体脂肪の減少効果、がんの予防作用などの報告があり、緑茶を飲む機会も増えていると思います。「緑茶とお薬を同時に飲んだときどうなるか?」など、これまでに得られた私どもの研究結果や論文情報などをご紹介します。薬学科
准教授 園田 純一郎
C-30薬の生体内運命薬物を生体に安全かつ適切に作用させるためには、体内での薬物の動き、つまり生体内に取り込まれた薬物の吸収過程、生体内分布、代謝機構および排泄機序などの体内動態を支配する要因について理解する必要があります。本講義では、薬物動態についてやさしく解説します。薬学科
准教授 堤 敏彦
C-31血液の話体の中にいるときはサラサラと血管の中を流れている血液,傷などによって血管の外に出るとすぐに固まってしまう不思議な液体です.これはどのようのことが起きているのでしょうか?複雑で巧妙な仕組みですが,出来るだけわかりやすく解説したいと思います.薬学科
准教授 常住 淳
C-32くすりはなぜ効くの?風邪をひいたとき薬を飲むとなぜ熱が下がるのでしょうか?なぜ咳がとまるのでしょうか?なぜ体の痛みがとれるのでしょうか?くすりがなぜ効くのか?身近な薬を例にお話します。薬学科
教授 鳥取部 直子
C-33生化学から見た病気
~肥満関連病態の病態メカニズムと治療~
生化学とは、生命現象を分子レベルで理解する学問です。生化学の視点から、肥満症や糖尿病のメカニズムと治療薬の作用について紹介します。薬学科
准教授 吉田 裕樹
C-34地元を薬草の町に!薬学は地方創生に貢献できるか?2014年に地方創生という言葉が出てきてから、政府は種々の政策を打ち上げています。薬学の分野では、漢方薬の原料となる薬用植物を栽培し、地方創生に役立てようという動きが全国各所で始まっています。一見、地方創生と関係が薄いように見える薬剤師がどのように貢献できるか、その取り組み例を紹介します。薬学科
准教授 渥美 聡孝
C-35界面の構造と物質の機能性や反応性私たちの生活は数多くの化学物質や化学現象に支えられています。これらの機能性や反応性の鍵を握るのが、物質と物質が接する『界面』を構成する原子や分子の挙動です。物質を構成する原子の数に比べ、界面を構成する原子・分子の数は圧倒的に少ないため、なかなかその挙動を明らかにすることができません。そこでこれまでに多くの科学者が、『どのようにして界面の原子・分子が機能性や反応性を決めるか』の解明に果敢に挑戦してきました。本講演では現在までにどのようなことがわかってきているのかをお話ししたいと思います。薬学科
講師 内田 太郎
C-36血栓症ってどんな病気皆さん「血栓」という言葉を聞いたことがありますか?血栓とは血管の中にできる血液の固まりのことで、それによって血管が詰まり重篤化すると心筋梗塞や脳梗塞、肺塞栓症(エコノミークラス症候群)といった血栓症を引き起こします。本講義では、血栓はどのようにしてできるのか、血栓症とはどのような病気なのか、そして血栓症にならないために私たちができることは何かについて解説します。薬学科
講師 杉田 千泰
C-37漢方薬の効き目と腸内細菌薬学部の講義では、一般的に使用される西洋薬だけではなく、漢方薬に関する授業も行われます。漢方薬がなぜ効くのか、まだ分かっていないことも多いですが、その薬効に腸内細菌が関与する例が知られています。漢方薬とは何か、腸内細菌とは何かについて、基礎的な内容から説明します。薬学科
講師 中村 賢一
C-38身近な薬の副作用の仕組み薬は、その薬が持つ本来の目的の作用とは異なる副作用を引き起こすことがあります。ある薬は熱を下げるのが本来の目的の作用ですが、それと同時に副作用として胃痛を引き起こします。皆様が実感したことも多いと思われる薬の副作用について、どのようにして引き起こされるのかを説明致します。薬学科
講師 長野 貴之
C-39世界史を変えた薬「あの時、あの薬がなければ、世界の歴史は変わっていた。」というような薬は数多くあります。薬の発見が、その時代の人々の生活を変えることもありました。逆に薬の発見があと1年早かったら、あの有名な人物が亡くならなかったということもあります。このような運命とも言える薬の発見の歴史について、薬の効果と共に紹介します。薬学科
准教授 日髙 宗明
C-40消毒剤をうまく使おう!新型コロナウイルス対策によって、消毒剤を使う機会が一気に増えたと思います。消毒剤の使用は、手洗い、うがい、マスクの着用といった基本的対策と共に、感染対策において重要な役割を果たしています。ただ、消毒剤も適切に使用しないと消毒効果がないだけでなく、手指の荒れや器物の破損などに繋がってしまいます。そこで今回は、消毒剤の適切な使い方を講義します。薬学科
准教授 日髙 宗明
C-41身体で働く元素ヒトの身体は、限られた数の元素から成り立っています。宇宙の誕生により水素やヘリウムが生まれ、そこから酸素や鉄といった人体を構成する基本的な元素ができあがりました。それらの元素は生命の維持に不可欠ですので、不足すると様々な不具合が出てきます。それらの元素が身体でどのように働いているのか、そして不足するとどうなるのかについて説明します。薬学科
准教授 日髙 宗明

動物生命薬科学科

番号講義題目講義概要講師
C-42抗菌薬が「できるまで」と「できた後」の話新しい抗菌薬はどのような創薬・開発研究、そして臨床試験をするのでしょうか。その発売まで(できるまで)の過程を解説します。また、医薬品の中で抗菌薬は多数発売されていますが、発売後(できた後)に適応症を拡大することで、付加価値の高い抗菌薬となった例をお話します。動物生命薬科学科
教授 明石 敏
C-43牛の「ゲップ」と地球温暖化近年頻発する豪雨災害、熱中症患者の増加、日本近海の漁獲量の減少等は地球温暖化の影響と考えられ、その対策が喫緊の課題となっています。地球温暖化の原因は、人間活動による温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、フロン等)の増加とされ、牛の「ゲップ」に含まれるメタンも一因になっていることは、あまり知られていません。そこで、どのようにして胃の中でメタンが生じるのか、そしてどんな対策が試みられているのかについて紹介します。動物生命薬科学科
教授 片本 宏
C-44「動物看護師が国家資格になりました!!」 これまで、動物看護師と呼ばれる資格は、民間団体により認定されていましたが、令和元年に「愛玩動物看護師法」が公布され、その名称も「愛玩動物看護師」と決まり、いよいよ国家資格となりました。そして、令和5年の2月~3月に第1回の国家試験が実施されることとなりました。
そこで、国家資格としての愛玩動物看護師は一体どのようなことができる資格なのかということについて、お話をしたいと思います。
動物生命薬科学科
教授 紺野 克彦
C-45細菌性食中毒について食中毒とは、私達の生体正常機能が、食品を食べたり飲んだりした後に種々の原因で阻害され病気になることをいいます。このうち微生物である細菌が原因となる食中毒は、食中毒報告件数全体の約70~90%を占めています。主要な食中毒の原因細菌と食中毒の発生する要因や予防についてお話します。動物生命薬科学科
教授 松葉 隆司
C-46脳を守る免疫細胞私たちの脳には細菌やウイルスなどの侵入者がいないか、異常がないかを監視している免疫細胞が存在します。その名はミクログリア。脳や脊髄に特化して存在するミクログリアは、感染症だけでなくアルツハイマー病などの脳疾患や老化とも深い関係があります。ミクログリア研究の知見をもとに、健康な脳を維持する秘訣をお話しします。動物生命薬科学科
准教授 橋本 美穂
C-47博物館はこんなところ博物館に行った事がある人は多いのではないでしょうか。古い道具や生物の骨格といった様々なモノが置いてあるだけのイメージが強いのかもしれません。今、博物館は大きく変わろうとしています。人々の多様性や環境保全、少子高齢化や貧困の増加といった社会の様々なあり方に対して、博物館はどのような役割を持っているのかを考えていきます。動物生命薬科学科
准教授 山内 利秋
C-48冬眠のふしぎ動物たちは厳しい冬を乗り切るために様々な行動を選択し、生理機能を獲得してきました。特に冬眠という現象は大きなエネルギー節約を可能とする驚異的な生命維持システムと言えます。哺乳類の冬眠についていくつかの動物を例に、その生態学・生理学的観点から解説いたします。動物生命薬科学科
講師 正木 美佳
C-49身近な野鳥を知ろう普段生活していると、目の前を小鳥が通り過ぎて行ったり、キレイな鳴き声を聞くこともあるかと思います。哺乳類や爬虫類などと比べて、野鳥は遭遇しやすい身近な野生動物といえます。身近な鳥たちの名前をどのくらい知っているでしょうか?それらの鳥の種類が分かると、普段の生活も少し、楽しくなるかもしれません。身近にいる野鳥について、観察方法や観察ポイント、鳥類調査法などについてお話します。動物生命薬科学科
講師 宮内 亜宜