加計理事長 吉備国際大学で特別講義

2011.5.16 - 吉備国際大学

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5月16日(月)、16時50分から、吉備国際大学で「順正学園と備中高梁‐高梁を巡るボランティアリズム」と題して、順正学園 加計美也子 理事長が特別講義(科目名:「備中高梁に学ぶ」)を行いました。

科目「備中高梁に学ぶ」は2008年から吉備国際大学の必修科目として開講しております。これは、吉備国際大学の「吉備」の名称の意味を理解し、大学が存在する高梁市及び市周辺を日本社会のある種の典型と位置づけ日本社会をより良く理解する手掛かりとするもので、それによって日本とは何かを考えるヒントを学生に与えることを目的として、それによって広く日本・世界を展望できる人材の養成を目指しております。

今回の講義には社会学部スポーツ社会学科の1~3年生の約100名が出席いたしました。講義はまず創立者 加計勉 の人生をドラマ化した「教育こそ我が人生」を見ることから始まり、吉備国際大学や順正学園が誕生した経緯を学びました。また講義の中で、岡山県初の女学校を吉備国際大学のあるここ高梁の地に創立した 福西志計子 について触れ、次に福西のまわりの人々 山田方谷、留岡幸助、山室軍平、新島襄、石井十次といった錚々たる人々が高梁に関わりのあったことが説明されました。

加計理事長から学生に向けて、機会があればこの人々の伝記を読んで勉強していただきたい。多くの本を読んでいただきたい。慈しみの心、人を思いやる心を持って欲しい、今後の日本の立て直しに皆さんの力が必要であること、そして学生時代に自分自身の使命について考えて、自分に打ち勝つ人物になっていただきたいとのメッセージが送られました。

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