久世高等学校3年生、吉備国際大学にて『福祉講座』
2011.12.15 - 高大連携
平成23年12月13日、高大連携事業の一環として久世高校の3年生11名及び引率教員1名が吉備国際大学を訪れ、『福祉講座』を受講しました。
この講座は家政科の「家庭看護・福祉」選択者の校外学習として実施され、生徒達は真剣にそして楽しそうに本学教員の講義に耳を傾けていました。
講義では、まず、「福祉」とは何なのか、そして「社会福祉士」や「精神保健福祉士」などの福祉分野で活躍する資格及びその援助方法等について学習した後、社会福祉士養成科目の1つである「相談援助演習」の模擬授業を受けました。
演習では、講師が「一方的」に口頭で説明する「絵」のイメージを、生徒達が画用紙にしたためるといった内容でしたが、出来上がった各自の「絵」が講師の「絵」と大きく異なってしまう結果。これは「双方通行」ではなく「一方通行」によるコミュニケーションが原因であるとの説明に生徒達は「なるほど!」と納得の表情。コミュニケーションの重要性そしてより良いコミュニケーションのあり方について実感した時間となりました。
この度の体験授業が、聴講いただいた皆さんの今後の学習に役立てば幸いです。