真庭高校落合校地 普通科生徒、吉備国際大学にて『体験授業』
2013.12.19 - 高大連携
12月19日、高大連携事業の一環として岡山県立真庭高校落合校地 普通科生徒15名(3年生5名・2年生10名)及び引率教員2名が吉備国際大学を訪れ、『社会福祉』についての体験授業に参加しました。
授業では、まず、社会福祉において「他の人を尊重する」ことが対人援助や人間関係を築く基礎となること、そして、「他の人を尊重する」ためには、「自他の価値観」について理解を深めることが重要となることが説明されました。
その後、自己の価値観について自己洞察を深め、他者との価値観の相違についても実感していただくため、『「大切なもの」のオークション』という演習を実施しました。
この演習は、30の項目(ex.「有名になること」「整った容姿」「健康」「優秀な頭脳」「他者からの信頼」等)について、一人100万ドル(おもちゃの紙幣)の範囲でオークションを行い、
・各自の「大切なもの」を通して、自他の価値観について理解を深める
・なぜそれが必要か、その意味についても考える
ことをねらいとしたものです。
生徒たちは、友人との駆け引きをしながら、そして、各自の残金を計算しながら、それぞれが「大切」と考える項目に思い思いの「価格」を付け、競い合っていました。生徒たちは、真剣にそして楽しそうに参加いただき、終始皆さんが笑顔であったことがとても印象的な演習となりました。
この度の体験授業が、ご参加いただいた皆さんの今後の学習に、そして進路選択の一助に役立てば幸いです。
関連リンク:吉備国際大学 社会福祉学科